進化、成長するとは
- 2013.10.28 Monday
- 07:41
人の話を最後まで聴く
簡単なようでとても難しいものです
ついつい口を挟んでしまいます
途中で我慢できなくなるのです
口を挟まないまでも
イライラして聴けなくなります
これは心理学では
影の投影といいます
影とは仮面の影で
仮面は社会的に創り上げる
自分のイメージをいいます
男らしく
女らしく
リーダーらしく
マネージャーらしく
医者は医者らしく
先生は先生らしく
親は親らしく
お父さんらしく
お母さんらしく
こうあるべき
あああるべき
創り上げげた自分を仮面という
その仮面の裏にある
本来の自分を影という
影は無意識層に封じ込めるため
本来持っている自分とは気づかない
その影の部分を相手に投影してみる
らしくない
こうあるべき
あああるべき
自分の影の部分を投影してイラっとする
許せなく
受け入れ難く思う
つまり社会的な顔を確立している人ほどの
仮面と影の格差があることになる
日々修練の日々を送っている人は
三日坊主が許せない
社会的な顔を重視するあまり
自由を抑える習慣の人は
自由人が許せない
羨ましくも許せない
自分の中にないものは感じない
感じるのは自分の中にその部分があるから
話を戻そう
人の話を最後まで聴けないのは
認めたくない本来の自分を相手に感じるからだ
私にもその部分があると認めれば
最後まで聴けるようになる
自分の影の部分を認められるようになると
自分の全体を知ることになる
丸ごとありのままの自分を認めれば
相手を丸ごと認められるようになる
難しいことだけれど
どんな事より大切なことだろう
大切な人といい関係でいるためには大切なこと
これはどんなお習い事で上手くなることよりも大切
人の話を最後まで聴くとは
自分のありのままを受け入れること
これが自分を進化、成長させること
人と向き合うとは
自分と向き合うこと