よかったよかった本当によかった

  • 2012.12.31 Monday
  • 12:10
身体は言葉以上に表現してくれます

父は左脳の障害からか

言葉が不自由な代わりに

とても穏やかな表情をしています

眉間のシワがなくなり

人相も変わりました

何かを話しかけても

手を横に振りながら

口が動いています

顔の表情と口の動きから

伝わってきます

もったいない

ありがたい

ごくらく

私にはそのように伝わります

思い込みですが

そのように聴こえます

帰りのあいさつをすると

ニッコリ手をあげてくれます

頭が下がる思いでいっぱいになる

よかった

よかった

本当によかった



昏睡状態の父との対話

  • 2012.12.31 Monday
  • 10:03

12月7日に脳出血で倒れた父に

胃瘻(いろう)を勧められていた

胃瘻とは食事が取れない患者が胃に直接穴を開け

栄養をチューブで与える方法だ

家族の承諾書が必要なためドクターより求められた

入院から一週間の14日のことだ

深刻な事態だったのだろう

私は躊躇した

本人の意思がなくても栄養を取ることができる

父のその姿を想像すると悲しくなった

そこまでして生けせるべきものなのか

私は胃瘻について勉強した

看護の効率は良いものの

本人の尊厳に関して納得できなかった

自分ならそれを求めない

家族に宣言して

ドクターとの縁談に挑んだ

予約の28日に病院に向かった

病室に向かう廊下で

父が車椅子に乗りリハビリしていた

体に点滴も何もしていない

脅威的な回復だ

ドクターも驚いていた

食事も介助すれば取るという

廊下で車椅子に乗る父を目撃した時は腰が抜けそうになった


”すべてに意味がある”

常々心に響かせている

父が倒れ昏睡状態になった時

私は決意した

無意識で対話しよう

無意識は空間を超えてつながっている

倒れて以来

ベッドの脇でも

遠く離れて電車に乗っている時も

父と対話した

普段仕事では利用者としているけれども

流石に父とは照れ臭くてできなかった

紺屋の白袴(こうやのしらばかま)である

染物屋の旦那の衣装は染めずに真っ白いという意味

これをすれば私自身レベルが上がると

大嫌いだったこと

あの時この時

新聞紙を広げて大きな手で

果物をむいてくれたこと

腕時計の跡が日焼けのあとがあり

そこだけ汗臭かった

でもその匂いが大好きだったこと

人っと関わりがとても苦手だったこと

コンプレックスの塊だったこと

それらが私の全部バネになっていること

だから今の私の仕事があること

やっぱりこの父の子供で良かったこと

いっぱい話せた

そして病院の廊下で車椅子に乗る父を目撃

馬鹿野郎心配かけやがって!

倒れる前よりいい顔してるじゃないか!

まだまだ生きる気かよ!

左脳の脳出血で言葉を失っている父と

本格的な無意識の対話を始める

何を目的に生きて

それを息子がつないでいるか

心の深いところで完了できているのか


26日に家庭裁判所にて成年後見の申し立てを済ませた

その瞬間腰に重たい痛みを覚えた

ドクターの話によると

その日から急激に回復して食事をとるようになったという

無意識はつながっている


しぶとい父と深いところの対話が続きますように

素晴らしい気づきをいただく年の瀬だ

すべてはつながっている

すべてに意味がある


手が無意識の窓口

  • 2012.12.30 Sunday
  • 07:29
とっさの行動で

手と口とどちらが先に動くと思いますか?

確かめて見ましょう

納得した時に手を叩くものです

同時に「そうだ!」と言います

先ず

1.手を叩いてから「そうだ!」と言って見ます

2.「そうだ!」と言ってから手を叩いて見ます

3.同時にやって見ます

いかがですか?

どれがスッキリしますか?

そうですね

1.ですね

手の動きが圧倒的に早いですね

口より言葉より圧倒的に手の方が早いですね

私たちの行動は無意識がさせていると言われます

無意識な手の動きが私たちの無意識を知る足がかりとも言われます

来年は皆さんと無意識を知るワークをしていきます

理想の私に近づく方法

  • 2012.12.28 Friday
  • 09:26

現実の私(A)がいる

「本当の私はこんなはずじゃないのに…」

「本当はこうしたいのに…」

「ウン…何か違うな…」

一見不満のように扱ってしまうけれど

湧き出てくる何かの感じがある

ハッキリ自覚していない

夢心地な私(B)が心の中にいる

「でも…あの人がいるから出来ない」

「こう思われたくない…」

「責任ある立場だから…」

「今さら…」

私を阻んで抵抗する私(C)もいる

この(A)(B)(C)の関係は常に起きている

普段よくわからないのが(B)と(C)

これが私たちの悩みでもある

専門的には無意識という領域

これらを全部わかればスーッと楽になる

専門的には自己一致という

通常(C)夢心地な私が弱くて(B)抵抗する私が強い

夢心地な私(C)が理想でもある

でも私の中にある抵抗(B)に負ける

そこでテクニックがある

(B)の抵抗に諦めてやらないと決める

その上で夢心地な私(C)を膨らませる

目一杯妄想にふける

なるべく具体的に明確にイメージする

手順までイメージする

イメージが広がったら

その後(B)の抵抗に意識を向ける

何が抵抗なのか

具体的に明確にイメージする

この手順だと不思議にわかる

(A)(B)(C)がそれぞれわかる

すると私の全体性がわかる

今の現実の私

理想にしている私

それを阻む私

私が全体像がわかればスーッとする

ここで意思決定とか約束とかプラス思考は使わない

全体像がわかれば不思議と居心地いい方に変化する

少しの気づきでも大きな変化となる

(C)が大きくなると不思議に(B)が小さく見える

小さく見えると楽チンで超えられるよね

やってみてくださいね

例えばね

目の前に素敵な人がいる

「声かけたいな…」夢心地な私(C)

「断られたらカッコ悪い」抵抗する私(B)

「声かけるのをやめよう」現実の私(A)

行動しないと決めて(C)を具体的に明確に膨らます

次に(B)を具体的に明確にイメージする

どうぞお試しください

やってみるとその効果はくせになりますよ

鍵は自分を責めない

原因探しで深刻にならない

楽に自分を見つめるのがポイント

好き嫌いはあっても良し悪しはない

  • 2012.12.27 Thursday
  • 07:35

人間的に成長するとはどういうことなのか

正しさなのか

誠実さなのか

真面目さなのか

収入を増やすことなのか

地位を獲得することなのか

物知りになることなのか

いろいろ試行錯誤しながら

だんだん気づいていく

何が良しで

何が悪しなのか

何が勘違いなのか

すべては勘違いなのか

良し悪しがないのかもしれない

すべては勘違いなのかもしれない

この思考の世界ではない何か

その何かが

いつでも私を突き動かしている

良し悪しでない

もっと深いところの感覚が

私たちを突き動かす

好き嫌いはあっても

良し悪しはないことに気づいていく

すると自分と付き合うのが楽になる

周りの人も楽になる

それだけで世界が変わる

これを人間的に成長するというのかもしれない



自覚のワーク

  • 2012.12.26 Wednesday
  • 09:39
あることに対してある感情が支配してしまう

例えば

言葉の前に両手が自然と前に押し出す動きと共に

「もうほっといて欲しい!」

こんな表現になる

言葉と態度が出る

この態度だけをゆっくり繰り返してみる

何度も何度も繰り返してみる

その態度を徐々に大きくしながら

感情を大切にしていく

呼吸も徐々に大きくしていく

態度と感情と呼吸と一体になりながら

深く深く心の奥に入っていく

意識は自我意識から無意識に入っていく

変性意識状態になる

胸やお腹などどこかに違和感が感じられたら

その部分に片手で触れながら

何だろな…

意識を向けながら態度は続ける

繰り返し繰り返し続けていくと

何だか気分が変わってくる

何かにとらわれていた自分から解放されて

違った感じが湧き上がる

今まで気づかなかった感覚

意識していなかった感覚

だけれど腑に落ちる感覚

そうそう…この感覚

隠れていたけれど確かにあった感覚を自覚する

この無意識にあった感覚と

先ほどまで支配していた感覚が

同時にあることに気づく

無意識と自我意識

両方で自覚できて安定する

自覚のワーク

電波でつながる

  • 2012.12.24 Monday
  • 07:21

人と人がつながる

人の心と心がつながる

つながるのは

自分から電波が出て

その電波が相手に近づく

相手からも電波が出ているから近づく

そして電波と電波がつながる

お互い同じ電波が出ているからつながる

お互いが引き寄せている

普段自覚しないところから出ている電波でつながる

それをご縁という

物と

大地と

携帯電話と携帯電話がつながるように

それぞれ電波でつながる


行き先はどこだろう

  • 2012.12.23 Sunday
  • 08:01

目標は例えるならば駅

目標までのプロセスは電車の中での出来事

目標達成できたら次の目標

駅に着いたら次の駅

この電車はどこへ行くのか

行き先は人生の目的

そしていつでも電車の中

次の駅を目指す楽しみ

その道のりを楽しむこと

そして行き先を想像すること

この行き先は生まれる前から決めているのかもしれない

何故ならば

周りに決められているようでも

自分が決めているようでも

本当はいつでも夢のような

言葉にできない何かが

私を突き動かしている

その何かが人とご縁をいただく

ご縁をいただくその方も

言葉にできない何かによって突き動かされて

そしてここにいる

その方の行き先はどこだろうか

楽しみはつきない

自己を忘れること

  • 2012.12.22 Saturday
  • 09:14

道元が残した『正法眼蔵』の中でも最も有名な部分の現代語訳

仏道をならうとは、自己をならうことである。

自己をならうとは、自己を忘れることである。

自己を忘れるとは、よろずのことどもに教えられることである。

よろずのことどもに教えられるとは、

自己の身心をも他己の身心をも脱ぎ捨てることである。


解釈するならば

学ぶことは自分を学ぶこと

自分を学ぶとは自分が自分がの我をとり

自分があるための前提である周りに目を向けていく

そのすべてから学ぶ、

周りのすべてから教えられるという気づき

それは自他の区別のないつながった感覚となっていくこと

こんな感じだろうか



夢のような何かの自覚

  • 2012.12.19 Wednesday
  • 07:17

寒くて朝起きれない

目が覚めているけれど

布団から出れない

ウトウト

何かが巡る

思いを巡らすというよいり

言葉にできない何かが巡る

まるで夢を見ているようだ

この”夢のような何か”

布団の中だけではない

電車に乗ってボーとしている時

人の話を聞いているはずなのに

別なことを考えているわけではないけれど

”夢のような何か”

実は私たちの内側で常に巡っている

寝ても覚めても巡っている

一方

メニューを眺め

「何を食べようかな…

ラーメンは昨日食べたし…

違うパターンで行こうかな

ウーン…チャーハンかな…

ガッチリお肉かな…

でも肥るかな…

日替わりランチはお得だし…

それとも…

やっぱりラーメンにしよう」

あれこれ考えている側で

何かが巡る

以外にも考えではなく

何かが決めてになる

この”夢のような何か”

何か揺らいでいるような何か

何か形になる前の何か

生み出す前の何か

言葉になる前の何か

思いとか考えとは違う何か

夢のような何か

これを無意識



道(TAO)

ゆらぎ

と呼ぶ

脳科学者は自由意志は脳の中にないという

ゆらぎによって決まるという

どうも私たちの人生は

考えではなくて

”夢のような何か”が突き動かしているようだ

それを自覚すると悩みも少なく見えてくる

そのために

気功法、瞑想法、最新のカウンセリング理論がある

それらを繰り返し

人の教えではなく

自分の中から命が湧き上がる











calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2012 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM