自己を忘れる
- 2011.11.30 Wednesday
- 08:06
「私があなたに」
「彼が私に」
主語・目的語と
鳴れない言い回しに苦労した
だけれど「彼女が」
なんて少し大人の気分で嬉しくもあった
英語を習うとは
考える習慣を変えるものだった
先ず私がいて相手がいる
日本語には私もあなたもなかなか出てこない
今、自分自身でお悩みの方が増えている
自分と向き合えない
自分がわからない
自分が許せない
自分、自分だ
仏教では
自分を忘れることをすすめる
忘己利他(もうこりた)
自分を忘れて人に尽くす
滅私奉公(めっしぼうこう)は
かつて仕事を覚える原点だった
自己を忘れるほど
夢中に公のために尽くす
私を忘れたときに
はじめにて自分がわかる
自分の仕事
自分の特徴がわかる
日本語には自我がない
「お陰様で」
「させていただく」
「生かされている」
「あり難いことです」
相手が宇宙ともとれる言葉だ
グローバル・スタンダードは
世界を幸せにはできなかった
日本語は世界を幸せにできるかもしれない
自我を捨てて尽くすことから始まる