ありがとうおじさん 気功法を学ぶ(11)
- 2011.05.31 Tuesday
- 06:21
JUGEMテーマ:健康のためにやっていること
気功を志すとその方面の友人も増える
信頼できる友人が「ありがとうおじさん」の話をしていた
「滋賀県の山奥にありがとうおじさんがいてね会いに行ったのよ
それがさあ 目からウロコの話でさ 究極なんだよ」
ありがとうおじさんの声の入ったカセットテープを借りて聞いてみた
「宗教は教えで人を縛るからダメなのよ 縛ってはダメ
儀式も 教えも 人を縛るの
本当は自由なのよ 自由に悟っていくのが人の道なのよ
だから ありがとうございます ありががとうございます
ただただ祈るだけなのよ
一心不乱に唱えるだけなのよ」
よし この人に会いに行こう
お仲間たちを誘って会いに行った
滋賀県の山深いところにその小屋があった
おじさんは昼間農作業そしてお祈りの時間にその場所を開放している
お金を取らず 宣伝もしない ただただ祈る
そこに全国から人が訪れ一緒に祈る
名前もかたらない
そして質問だけ受ける
カセットテープもボランティアが勝手にしているだけだ
初めてお会いして本物と思った
ランニング姿で半ズボンスポーツ刈りのおじさん
後光が差していた
満面笑顔で咲いている
「あのね 人間どん底でも見方変えれば幸せなの
不平不満は幸せの条件が高いからだけなの
だから ありがとうございます と唱えればいいわけ
一心不乱に唱えればそれだけで幸せになるの」
「人はね 太陽の力を同じだけいただいているの平等なのね
太陽の力を無限な力に置き換えてみるのね
人はみんな無限の力を与えられているのね
だけれど 不幸な人 恵まれていない人がいるでしょう
それはね 自分がつくった太陽の力をさえぎる雲の仕業なの
その雲はね 思いなのよ あのようになれば こうなれば ってね
思いは重いのよ 思いがなくなれば雲がなくなって
十分に力をいただけるわけ 無限力をいただけるわけよ」
「おしさん よくなって欲しい も思いなの?雲ができるの?」
笑いながら答えてくれた
「思いには変わらない 雲には薄い雲と厚い雲もあるね
でも雲はできる 晴天じゃないよね」
ありがとうおじさんは現在どなたにも合われないようだ
質問に答えるだけでも依存関係をおそれた
さっそく翌日試みた七沢荘に通勤で向かう30分の車での道
ひたすら「ありがとうございます」を繰り返した
はじめの5分ぐらいは半信半疑
15分にでもなると入ってしまう
ちょうど市内から山間に入る道
本当に有難くなってくる
父重男先生が本当に有難い存在になる
涙があふれ出てくる
一つ一つの事象が有難くもったいなく思えた
なんと思い上がってきたことか
まわりの景色も有難く見える
粒子が細かく見えるようになる
山が葉っぱ一枚一枚の集合体のようにリアルに映る
ハイビジョンテレビのようだ
涙が止まらない
この世に生かされている
大自然に生かされている
お一人お一人に生かされている
私の傲慢心がすべての災いでした
ありがとうございます
七沢荘の玄関を明けるとそこに重男先生が笑顔で待ち構えていた
いつもと違った 満面笑顔で迎えてくれた
「おはようございます」
「おはよう これ帰りに持っていきな」お土産も手に持っていた
笑顔が溢れていた
通じるのだ つながるのんだ 感謝だ
傲慢だったのは私だった
自分の出すエネルギーが変わればすべては変わる
自分の発信したものが鏡のように映って見えるわけだ
この世に当たり前なことなどないのだ
恵まれていることにも気づけないでいた
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ありがとうございます ありがとうございます
無限の無限のありがとうございます