愛名の翁語録(4) 良し悪しはない

  • 2011.04.30 Saturday
  • 06:21
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翁はいつでも的確に私の状態を見てお話しされる

「人間の成長には段階があってな

良し悪しを分別できることも大切なんだ」

「そしてなぁ 次の段階が 良し悪しの分別を捨てるんだ

これがまた難しい ワッハッハ」


「人の上に立つとな 良し悪しを語っていてもだめなんだ

分別ができた上で 良し悪しを同時に包み込むんだ」

納得してこれもすぐ実行し始めた


不思議なくらいにうまくいかないときはこれができていない時だ

今でも意識しないと失敗する


「一句いいかな

ヨシもアシも ともに照らすは 夏の月明かり

どうだね  ワッハッハ」


学者でもなく評論家でもない

実体験で手に入れたお話は深い

言葉の裏に想像を超えるご経験がある


言うは易し 行いは難し

知る者は語らず


”境地になること”

これを三十代のころからテーマにするようになったのも

この愛名の翁のおかげだ

お陰様 ありがとうございます






愛名の翁語録(3) 敵と思えば敵 味方と思えば味方

  • 2011.04.29 Friday
  • 06:49
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「敵にどのように接していけばいいのですか?」

その時直面していた私は翁に質問をいきなりぶつけた

「敵か!?」

翁は厚木市長を二十数年された

散々ご苦労されたことだろう

政治 選挙 派閥 裏切り 遺恨 欲 

想像しただけでも大変な世界を潜り抜けてこられた

そのご経験が深さとなって笑い皺からにじみ出ていた


「相手がいくら自分を敵と思っても自分が思わなければ敵じゃあないんだ

敵と思えば敵 味方と思えば味方 自分がどう思うかだよ」

素敵な空気に慕っていた 真理は力強く優しかった


「そうはいっても敵をつくっていしまうよなぁ」

優しさで包まれる思いだった

「立食パーティーなどで敵にもお会いしたでしょうね」

思い切ってお尋ねした

「敵と思えば最大のおもてなしをする

言葉 行動 全神経を払う

味方は放っておいてもな ワッハッハ」


出来るかな?と思った

でもやりたい やってみよう


何かを始めれば敵もできる

ハッキリ意思表示すれば敵もシッカリできる

しかし敵をつくることは目的ではない


人と少しずつうまくやっていくこと

心地よくやっていくことが人生の目的だ

人と磨きあって初めて人間になるのだ


ありがとうございます





天皇陛下の被災地へのご訪問

  • 2011.04.28 Thursday
  • 08:24
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天皇陛下の被災地へのご訪問が昨夜からテレビの報道で紹介されている

特別天皇制について何か関心を持っていたわけではないが

今回は泣けた そのお姿に泣けた




何度も瓦礫の山に黙礼されていた

これが日本人だなと思った

ただただ涙げ出てきた



「見つかることを願っています」

「お身体は大丈夫ですか」

スリッパをお脱ぎになり

高齢であられるのにお一人お一人に膝をついて

同じ目線でお話しされていた

お相手の願いをご一緒に願っていた

拒否も否定もなく

ただただ受け止めご一緒に願っていた




お相手が勇気づけられるのこの姿勢生き方だな

と感動してみていた

教えではなく 励ますのでもない

日本の心を見た

ただただ受け入れることが愛への道と気づかせていただいた

ありがとうございます



愛名の翁語録(2) 腰に笑い袋を持て

  • 2011.04.28 Thursday
  • 05:52
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「やっさん」

愛名の翁からいつのまにかニックネームでいただけるようになった

「腰に笑い袋を持つのよ ワッハッハ」

その笑顔は顔いっぱいに口角が広がる

「いつでもな 笑い袋を腰にぶら下げているんだよ」

そうか いつでも笑っていることか

笑う門には福来るか

そんな感じで当時受け止めた


あれから二十年たつ

翁も笑えない日々があったのだろうな

表情の硬い若者だったのだろうな

と思うようになった


笑えば表情も柔かくなる

笑えば人も自分も楽になる

笑えば人が好きになる

笑えば自分が好きになる

笑えばみんなが幸せになる


今では形から入るだけで脳も心も身体も

変わることを知っている

ありがとうござあいます




5月1日2時から七沢荘で”笑いヨガ”のイベントがあります

入浴料1000円 参加費 お心づけ(カンパ)

バスは1時に本厚木駅南口りそな銀行前にて送迎いたします

お問い合わせはお気軽に 中村090ー3202ー3129


愛ある笑いは地球を救う!!
ワールドラフターデー(地球中で年に一度の一斉笑いヨガの日)
みんなで笑おうワッハッハ
講師 <日本笑いヨガ協会> 笑いヨガリーダー  一ノ宮博子 三ツ田和子


「笑って踊るとね 神が下りてくるんですよ ワッハッハ」
一ノ宮さんの言葉が非常に説得力があった





愛名の翁語録 人間砕けろ

  • 2011.04.27 Wednesday
  • 06:33
JUGEMテーマ:ありがとう



市道から農道に入る大きな門の前だけは道が広くなっている

門の向かって右側に車を止めた

門は半開きになっていて庭がうかがえる


広い庭は日本庭園だった

綺麗に整えられた緑の真ん中に池がある

そのほとりに翁の背中が見えた


「こんにちは」振り絞るように声をかけた

数日前にゴルフ場で七沢の父に紹介された

この翁はオーラがあった人間力の塊に見えた

私32歳 翁70歳のころの話である


「おう 入りなさい」

玉砂利をシャリシャリと踏みしめ前に進んだ


翁は大きな鯉に餌を与えていた

「若いの よっくきたな」

優しい横顔がまぶしかった

しばらく池を眺め木々の香を味わっていた


翁は振り向くと優しくお話をされた

満面笑みだった

「人との距離はいろいろなのだ

門の前までの人 庭までの人 玄関までの人

応接間までの人 茶の間 もっと近づく人」

ゆっくり優しく話していただいた

視線を池に向けまた餌をまきはじめた

益々輝いて見えた


「人間砕けなければダメだ 粘土を丸めて 

壁に思いっきりぶつけるだろう ドカーンと

つぶれて下に落ちる また丸めてぶつける

繰り返しで人間砕けるんだ

砕ければ距離が縮まる」

「ありがとうございます」

抑えらっれない喜びが身体からあふれた


「今日はここまでだ また来なさい ワッハッハ」

「ありがとうございます失礼しました」


愛名という地域にお住いの翁

厚木市長を二十数年され名誉市民

石井忠重先生だ

愛名の翁からたくさん学んだ

通った 何かあれば通った


今は亡き愛名の翁に深く深く感謝します

ありがとうございます


















 

ほんの少し父の背中が見えた

  • 2011.04.25 Monday
  • 09:21
JUGEMテーマ:ありがとう



二十年ほど前からお客様のお身体を手当てしている

縄文気功という七沢の父が開発した施術方法がベースだ


身体を軽いこぶしで叩きながらの気功施術である

お孫さんのおじいちゃんおばあちゃんの肩をたたく肩たたきもヒントになった


気を送るとは施術する側 師の意識の持ちようだ

意識がそのままお客様のお身体を左右させる


人間は体と心(意識) でできている

ご本人の意識がそのまま体に出てくる

意識が変われば身体も川ある

逆に身体が変われば意識も変わる


病は本人の意識を変化させるためのもの

当たり前のようにかかわってきた

しかしあの大震災以来私の中で大きな変化が起きた


ガンでお悩みの常連のお客様は瀬実しながらの会話で

私はそのお客様に打ち明けた

「今まで病を抱えたお客様へ気づいていただきたい

どのように接すれば気づいていただけるか

考えて接していました」

続けた

「だけれど気づくのご本人だし 気づけ気づけの思いは

お客様の負担にしかならないことに気づきました」

気楽に言葉が出てきた

「失礼ながら私 中村先生のその思い正直重く感じていました」

そして続けて

「でも最近違うのね なんだか楽に 許していただいているのか

自分を責めることなくご一緒にいられるは」

リクエストにこたえて背中をまんべんなく叩きながら涙が溢れた

伝わっている


ありがたい この大切な時間を私と過ごしていただいて

また傲慢な私を気づかせていただいた

ありがたい ありがとうございます

気づくのは私だ

私の気づきのためにご縁をいただいた

ありがとうございます


もったいない気持ちにあふれ叩き終えると

「先生 楽になったは 身体も気持ちも ほらこんなに呼吸が楽よ」

にこやかに深呼吸して見せていただいた



気づきは本人の中にひらめきのように訪れる

人に強要されると気づく機会を失う

心を解き放ったときにのみ気づきが生まれる


ほんの少し父の背中が見えた



日々気づきをいただけることにありがとうございます



私は子や孫たちの世代を決して裏切らない

  • 2011.04.24 Sunday
  • 06:11


日本に言論の自由はあったのか?

民主党が政権を握って以来とくにそんな場面をよく見かける

原子力発電所のテレビ報道は極みだ


原子力保安委員会、東京電力の記者会見を誰が信用しているのだろうか

一か月前の事故当初この会見の内容を合衆国はじめ他国は否定した

一つ一つの発表される数字を否定していた

半径80キロ圏内から出ろと言っていた


たぶん彼らの記者会見が嘘だろうな

私は正直感じていた

でも憤りはなかった

この何かに飼いならされた生活に慣れ親しんでいたからだ


大本営発表という国を司る一部の人たちの思うままの報道がかつてあった

いまその発表よりは後ろめたそうに自信なさげに

誰もが嘘とわかる記者会見をしている


半径20キロ、30キロ圏内の被災者の方々の怒りは計り知れないものがあるはずだ

だが私たちには中々そこまでの報道もない


日本人はおとなしい 礼儀正しい 外国からの評判だが

戦況を知っていて大本営発表をおとなしく聞いていた私たち先輩と少しも変わらない

日本の国民性なのだろう 平和主義なのだ


東京電力の下請けは八次下請けまであるようだ

実際現場で働く方々の上前を八社が掠め取る仕組みだ

すべて天下り先だ


経済産業省 東京電力 どちらも安定企業

我が息子を就職させるなら安心だ 人生安泰

大学三年生を持つ親としてどこかで思っていた

こんな私でも思っていた


安定企業はどんな人間を欲しがるのか

是々非々で熱く前向きな人材が欲しいのか

おとなしく指示に従い事なかれ主義の人材

答えは簡単後者だ


日本は成熟社会といわれた

企業も成熟期を迎えると事なかれ集団になる

事なかれ集団は本当の情報より

都合の良い情報が回る

まして平和主義の日本企業だ


「ほあんいいんぜんいいんあほ」

これは子供たちがいっている言葉

上から読んでも下から読んでも

「保安委員全員アホ」


電力関連の経営陣と自民党のつながり

電力関連の労働組合と民主党のつながり

東京電力に特別安く電気を供給してもらっている大企業

それらをスポンサーとしているマスコミ

電波法などで総務省から押さえつけられるテレビ局ラジオ局


この震災で日本の力の構造だハッキリ見えてきた

もはや国もマスコミも頼ることはできない

新聞 テレビ ラジオ 信じられない


何が真実か自分の目で体で感じ判断しなくてはならない


ソフトバンクの孫社長の記者会見の模様を動画で紹介する

七沢荘の社長から教えていただいた

 www.ustream.tv/recorded/14195781

孫さんの決意が語られていて胸が熱くなる

方法は違っても私も決意した

国に依存することなく一人一人が自分の意思と責任で立ち力になる


私は子や孫たちの世代を決して裏切らない








JUGEMテーマ:今日のキーワード

 






カープ単独首位

  • 2011.04.21 Thursday
  • 18:07
JUGEMテーマ:広島東洋カープ 


何年ぶりに単独首位だろう

シーズン始まったばかりだがこの喜びは抑えられない




父が広島出身でカープファン

子供のころ野球を見に行くと言えば広島東洋カープの試合

よく川崎球場に連れて行かれた

いつでも負けていた

気が付くと大のカープファン


カバンの問屋を営む父はそんな日は私を車に乗せて仕事に出た

カバンのビニールの袋の臭いが車に充満していた

この臭いだけで十分酔えた


お得意さんの小売店へ配達 正札付けを手伝った

サラリーマンでジャイアンツファンの方がかっこいいと思っていた

でも二十歳の息子もカープファン

昨日この試合二人で横浜スタジアムで堪能して


カープは1949年原爆投下の壊滅的被害からの復興のため設立

投下からたった4年しかたっていない

向こう何十年も草木が生えないと言われた広島に設立した


貧乏球団でも弱くても大好きだ

パリーグは東北楽天が首位

まだまだ早いけれど日本シリーズは東北楽天と広島カープ

誰もテレビ見ないかなあ


被災地仙台の楽天

放射能の恐怖から立ち上がった広島

今年の締めくくりには最高だけどなあ





キャロル・キング タペストリー

  • 2011.04.21 Thursday
  • 16:02
JUGEMテーマ:No Music, No Life



高校二年の夏ごろ西暦1971年 一枚のLPレコードを手にした

初めてお付き合いした彼女にプレゼントされた

キャロル・キングのタペストリー Carol King  Tapestry 1971

クレジットを見ると発売されたばかりの時にプレゼントされたわけだ



実は曰くがある

初めてできた彼女 初めてのプレゼント

一人で楽しむにはもったいなかった

家に帰る前に友人と会いお好み焼き屋へ直行


散々友人にのろけた後 友人にLPレコードを見せる

丁寧に包装されたプレゼントを開けると

なんとレコード盤が熱く湾曲していた

鉄板の熱で少し離して壁に立てかけたLPは熱に負けて反っていた

夏の暑いときにわざわざお好み焼き屋に行かなければよかった


とてもプレヤーで再生できる状態ではなかった

大切に保管するものの実際聴くのは新たに購入した影武者だ


時代はベトナム戦争真っ最中

アメリカ合衆国の若者はロックミュージックに反戦メッセージを乗せていた

激しい音 マリファナにぴったりはまるトリップ出来る音

反戦 ヒッピー 反商業主義 都会から田舎へ

そんな真っ只中 

キャロル・キングのタペストリーは若者の心をつかんだ

全米で6週間NO1だったようだ


新鮮だった 知的で自然派で内向的で静かに語りかけてくれた

楽器はドラム ベース ギター ピアノ シンプルでアコースティック

誠実に心の内面を語るようにそして叫ぶように

キャロル・キングはR&Bのヒットメーカーでたくさんの作品をつくっていた

作曲家がそのまま歌を歌う シンガー・ソングライターの走りだ

日本でいえば荒井由美、松任谷由美の若いころのようだ


楽曲、歌、バックミュージシャン、すべてにおいて完璧 名盤だ


以降シンガー・ソングライターにしばらくはまる

あれから40年が過ぎた しかし少しも色あせてはいない

今でも時にここに還ってくる 

懐かしさでもなく


SO FAR AWAY







気づきをいただきありがとうございます

  • 2011.04.21 Thursday
  • 06:13


昨夜は渋谷教室の皆さんと食事会をしました

事務局の白川文恵さんのご厚意で自宅を開放してのアットホームな会でした

新鮮なカブを切って生のまま

ナス アスパラ ブロッコリーの和え物

ほうれん草 菜の花のお浸し タケノコの煮物

季節の野菜を素材を生かしたお料理を美味しくいただきました


文恵さんのご両親は「大和」という居酒屋をされていました

あの戦艦大和に乗っていられたお父様がつけたお名前です

お父様お友達を大切にされたそうです

文恵さんを見ているとお父様が想像できるほど人が大好きです

いつもたくさんのことを教えていただきます


昨夜は久しぶりに私の中でエラーが出てしまいました

「この会はこうありたい」

私のわがままが初めてお会いした三人の方々に

嫌な思いをさせてしまいました


「気功がわからない」初めてお会いする音楽家がおしゃった

「音楽もわからない」「芸術もわからない」


私は何とも傲慢に生きてきたのでしょうか

いつのまにか「気功がわかある」「音楽がわかる」

と自分に悦になっていたようです


音楽家の寺本ご夫妻 着物がお似合いの宮崎さん

新婚ホヤホヤの岩本夫妻 

そしていつもの渋谷教室の皆さん

お陰様で気づきをいただきました

ありがとうございます

未熟者ですがよろしくお願いいたします


文恵さん美味しかったよ ご馳走様








 

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